ミスチル桜井和寿の天才過ぎる性格とは?天才的歌詞がアーティストから高評価!

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Mr.Childrenの桜井和寿さんはほとんどの楽曲の作詞・作曲を手掛けています

ギターの腕前もさることながら、歌詞のワードセンスも高く、楽曲制作に関するさまざまな「天才」エピソードがあるようです。

今回はミスチル桜井和寿さんの天才と評される歌詞について検証してみました!

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Mr.Childrenの桜井和寿が「天才過ぎる」とはどういうこと?

桜井和寿さんで検索していると「天才過ぎる」というキーワードが出てきます。

 

作詞家としての評価のようです。

最近、何に対しても「~すぎる」と付けますよね?

正直、好きではありませんし、一番信用ならない表現ですよね (苦笑)。

 

「天使すぎる」とか「美人すぎる」という枕詞が付く人ほど、「全米が泣いた!」並みのガッカリ感が強いこと間違いなしですよね!

※堀北真希さんは綺麗ですよ!

 

過ぎる:普通の程度・水準をこえている。

「過ぎる」にもいろいろ意味がありますが、辞書通りに捉えるなら「あまりに〇〇で、よろしくない」と否定的な意味なんですよね。

まあ、天使すぎるとか、美人過ぎるなど一連の言葉は造語なんでしょうけど。

 

なので、桜井さんは天才「すぎる」のではなく、天才ですね!

 

ミスチル桜井和寿の天才エピソード

では、ミスチル桜井和寿さんはどのような点で天才なのか、それは曲作り(歌詞も含む)においてのエピソードからわかります!

 

「曲作りにおいてスランプはない」

「曲は降りてくるもの」

これは他のアーティストを敵にまわすような発言ですね(笑)。

では、桜井さんのインタビューなどからいくつかご紹介します。

 

「and I love you」

「日清カップヌードル」のタイアップ曲です。

プロデューサーの小林武史さんから「桜井なら1時間で出来るでしょ」と冷やかしを受けた後、30分あまりで仕上げたそうです。

 

「Tommorow never knows」

ドラマ「若者のすべて」の主題歌で約276万枚を売り上げた曲。

「勝利も敗北もないまま 孤独なレースは続いてく」という歌詞は石神井公園でランニング中に浮かんだそうです。

3時間で曲のほとんどを完成させたとか!

 

「名もなき詩」

ドラマ「ピュア」の主題歌で200万枚以上売り上げた曲、カップリングは最近某バラエティ番組で使用されている「また会えるかな」。

この曲も「ランニング中に頭がほんとに真っ白な状態からいろんな言葉がバーと生まれて出来た」のだそう。

 

「終わりなき旅」

ドラマ「殴る女」の主題歌で107万枚売り上げ、スポーツ選手からの支持が高い曲です。

「眠っていたら歌詞が浮かんできて、それを起きて書きとって、また眠ったら続きの歌詞が浮かんできて、それを起きて書きとって」

とこの曲の歌詞は半分寝ながらの状態でそのほとんどを書いていたのだそうです。

 

「Sign」

ドラマ「オレンジデイズ」の主題歌。

二日酔いで最悪な体調の中、浮かんで出来たそうです。

 

花 – Memento-Mori –

藤原新也の著書「メメント・モリ」からきているという曲。

 

21年後の2017年にNTTドコモとMr.Childrenが共に25周年を記念してタイアップがついたという珍しいパターン。

徹夜で飲んで二日酔いのまま野球をした時に曲が浮かんできた そうで、お酒エピが多い桜井さんです。

 

「しるし」

志田未来さん主演のドラマ「14才の母」の主題歌。

「ダーリンダーリンとあるが、メロディがそう歌ってくれって言ったから歌っただけ

浮かんだ後で恥ずかしくて躊躇したが、しょうがない。

俺のせいじゃないから

と曲のせいにする桜井氏(笑)。

 

桜井さん曰く「音楽を作ってるというのはちょっと違って”自分を通して音楽が降りてくる”と言う感覚」なのだそうです。

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アーティストからの桜井和寿(ミスチル)の評価は?

桜井和寿さんは同業者からの評価が高いのも特徴です!

 

彼等(ミスチル)が支持されてると言う事は日本の大衆も捨てたもんじゃないな、 信用してもいいんじゃないかなと思います。

小田和正さん。

 

桜井和寿には誰も勝てない。

ボーカリストとして、コンボーザーとしても、彼は素晴らしいと思う。

それ以上に彼の存在自体、男としても人間としても勝てない。

いてくれてありがとう、それくらい尊敬しています。

桑田佳祐(サザンオールスターズ)さん。

 

才能があるなって思う人はミスチルの桜井君とか。

あれは逸材だと思う。本当に凄いなって思うのは彼だけだね。

氷室京介さん。

 

彼らの曲は、聴く人に考える時間を求めてくる。

誰にでも作れるものではない。

誰がやっても成立するものでもない。

シンガーとしても類まれな資質、素晴らしい声質、そして技を持っている桜井和寿くんだからできる。

彼の声や歌に乗ると、考えさせられる歌詞やメロディであっても、スピード感を失わずに刺さるのだ。

うらやましい。

小室哲哉さん。

 

ミスチル聴いた時びっくりしたよ、桜井君って作曲オタクかと思っちゃったw

藤井フミヤさん。

 

日本語の歌詞って本当に難しいんですよね。

桜井さんの終わりなき旅の詞の乗せ方が凄いと思いましたね。

hyde(ラルク・アン・シエル)さん。

 

ミスチルは無敵。

桜井和寿は天才。

スガシカオさん。

 

オセロみたいに最後に白を置くことで黒を全部白に変えるような詞の乗せ方が好き。

宇多田ヒカルさん。

 

僕らにとってミスチルは神様。

ミスチルはアーティストじゃなくてJ-POPと並ぶジャンル。

スキマスイッチさん。

 

桜井君には勝てない。

つんくさん。

 

ライバルはミスチルです。

やるからには頂点を目指したいですから。

草野マサムネ(スピッツ)さん。

 

ストレートな歌詞でも説得力がある歌唱、また詞の乗せ方が評価されているようです。

 

ミスチル 桜井さん 「幻聴」でメンバーの性格について歌った!?

2015年発売の18枚目のアルバム「REFLECTION」に収録されている「幻聴」の歌詞で、桜井さんはメンバーの性格について歌っているのでは?とネットで噂されています。

 

僕を手招くのは華やかな場所じゃなく

口下手で 人見知りで ちょっと寂しがり屋の溜め息

「口下手」が田原さん、「人見知り」が中川さん、「ちょっと寂しがり屋」がJENさんと分析されています。

田原さんやJENさんは納得できますが、中川さんって人見知りなんですか?初めて知りました!

 

また、 「僕を手招くのは華やかな場所じゃなく」というのは、僕→桜井さん自身、華やかな場所→bank bandなどミスチル以外のバンド、などでは?とも言われています。

これらは桜井さん自身が解説したわけではないですが、そこまで分析できるファンの人たちはスゴイですね!

以下は実際インタビューなどで、桜井さんがメンバーについて作った曲(歌詞)と話しているものです。

 

種を撒き散らかして

摘むことは出来ず

頭からつま先まで

後悔しどおし

2004年発売のアルバム「シフクノオト」に収録されている「花言葉」の歌詞です。

恋愛がうまくいかないJENさんについてなのだそうです。

 

どっかの天才をひがんで皮肉を吐いてみても

おなじく、アルバム「シフクノオト」に収録されている「言わせてみてぇもんだ」の歌詞です。

この「天才」はJENさんを指してるのだそうです。

 

1993年発売の3枚目のアルバム「Versus」に収録されている曲、「LOVE」

「LOVE」という曲は、昔、桜井さんと田原さんがクリーニング屋さんの女性を取り合ったことがあり、それがきっかけでできたといわれています。

その歌詞にでてくる「昔野球で鍛えた君の彼氏」とは田原さんを指しているのだそうです。

 

1994年発売の4枚目のアルバム「Atomic Heart」に収録されている曲、「雨のち晴れ」

JENさんがサラリーマンだったらと想像して書いたのが、「雨のち晴れ」という曲です。

最初、JENが歌う予定だったのが、アレンジをしたら「良い曲」になったため(笑)、急遽桜井さんが歌うことになったそうです。

 

桜井さんはJENさんのことが好きなんですね(笑)。

 

 

ミスターチルドレン桜井和寿の天才的歌詞

ミスチルの音楽のどこが好きか?という問いに大多数の人は「歌詞」というでしょう。

その歌詞作りについて、あるラジオ番組に出演していた際、桜井さん自身が作詞したなかで1番好きな歌詞について話していました。

 

街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る

等間隔で置かれた 闇を越える快楽に

また少しスピードを上げて

もう1つ次の未来へ

2000年に発売された9枚目のアルバム「Q」に収録されている「ロードムービー」という曲の最後の歌詞なのだそうです。

 

 

よく書けたなぁってフレーズがあるんですよね。

でも、あまりリスナーから評価されないので、自分から言っていかないとこの歌詞の良さが分からないんじゃないかな

「ロードムービー」のこの最後の歌詞について、まずこのように話されていました。

桜井さんのポリシーとして、歌詞について、いちいち手を加えない(描写や感情を丁寧に入れない)そうです。

今まで歌詞についてインタビューやメディアなどであまり詳しく語られることはなかったので、このラジオでの発言は大変珍しいですね!

 

 

この歌詞の登場人物である男女は大きな問題を抱えてる。

だけど、問題は何も解決しない。

ただ今日も二人はオートバイに乗って夜の道を走っていく。

等間隔で置かれた街灯は、ただの次の街灯ではなくて2秒後の未来である。

照らされている街灯も2秒後の未来が照らしている。

闇があったら必ず次の未来が2秒後にやってくる。

それが二人にとっての快感。

街灯があることで希望の代理。

何かが変わるんじゃないかという。

この歌詞を書いたときに、自身で、天才かと思った!と話しています(笑)。

 

確かに、ミュージシャンによってはご丁寧に曲の解説をする人がいますよね、例えば「このラブソングは実体験です!」とか。

そんな情報を発信されて、我々はどう聞けばいいのか?と(笑)。

 

聴き手に想像力を働かせてもらう歌詞は、難しいようですが実は親切でもありますよね。

 

 

【まとめ】何気ない日常の一コマを一曲に仕上げられる天才!

ミスターチルドレンの桜井和寿さんは、ファンや音楽関係者だけでなく、数々のミュージシャンからも評価されています

その評価は、特に桜井さんが紡ぎ出す独特の歌詞に関してのようです。

あえてこのような表現をしますが、若いころの桜井さんの歌詞は「ありふれたラブソング」が多めでした。

しかし、年齢や経験を重ねたことにより、近年の歌詞は独特の目線で日常を切り取っている点が特徴です。

このことにより「人間臭さ」がにじみ出て、より説得力が増したと思います。

難しい単語や言い回しを使用しているわけではないのに、深みのある一曲に仕上げられるわけですから、これが桜井さんが天才と称される所以でしょう。

ミスチルの楽曲は、聴く人の日常に寄り添って力強く背中を押してくれるものばかりです!

最後までお読みいただきありがとうございました!